今回はVIXの戦略を考えて実行した結果および今後の方針をまとめてみます。
VIXとは
そもそもVIXとは何でしょうか。
CBOEボラティリティ指数は一般にVIXとして知られており、近い将来における米国株式市場の価格変動(現水準からの上昇及び下落)の推定範囲を予測します。具体的には、VIXはS&P 500®(SPX)の今後30日間のインプライド・ボラティリティを測定します。
株式市場が最も不安定な時にはVIXが最高水準に達するので、VIXは恐怖指数とも呼ばれています。
インプライド・ボラティリティは通常、市場が混乱している時、または経済が不安定な時に上昇します。一方、株価が上昇し、劇的な変化が見られないような場合には、VIXは低下するか、または推定範囲の下限で安定して推移する傾向があります。言い換えれば、VIXは株式のパフォーマンスと負の相関を示します。
国際のETF VIX短期先物指数 三菱UFJ国際投信株式会社
基本的にはVIXは直近30日間で株価が下げていくと投資家が予測しているときに高い値が出てきます。
そして、市場が混乱しているときに高くなるということでリーマンショックやコロナショックのときなど大きく上昇していました。
現在、SVB破綻、クレディスイスのUBS買収、ドイツ銀行の債権の早期償還など市場が混乱を始めているといってもよいでしょう。
VIXの特徴として株価のボラティリティ(変動)を表す指標ですがこのような状況の時はVIX自体のボラティリティも大きくなる傾向があります。
VIX自体に投資をすることもできるのでトレードで利益を出すチャンスと言えると思います。
現物の株を持っているという場合はVIXをヘッジとして用いるということも使い方の1つとしてあります。
将来の値を反映しているという特性上、株価の今後のポジションを考える役にも立つので定常的にVIXの値を確認しておくのもおすすめです。
VIXの値は平常時は10~20くらいで安定しています。20を超えると市場が混乱をし始めている、30付近では大きく混乱しているという目安で考えています。
株価が安定して上がり始めていくとVIXは大きく下がり始めるので株価の底入れタイミングとして、株の上昇方向にポジションを取っていくときの目安としても使えます。
基本的に平常時はただただ下がっていくので現在のような混乱している一時的なタイミングでの短期取引に向いています。
ボラティリティといいつつ、株価上昇方向の変化にはあまり反応せず株価が急落するようなときに効果を発揮します。
VIXに投資する方法
VIX連動のETF 国際のETF VIX短期先物指数(1552)
こちらは日本の株式市場に上場しているため、比較的簡単にトレード対象としてポトフォーリオに組み込めると思います。
注意点としてVIXはS&P500という米国指数と連動するため、日本時間はほとんど変化しません。
米国時間で日本の深夜帯で大きく変動するため、基本的には米国時間の終値を基準に価格が決まります。
戦略としては現在のような混乱した市場の中でVIXの値が20前半くらいの値まで落ちたときは仕込み場と考えています。
また、VIXには2種類あり一般的なVIXとはCBOEボラティリティ指数を指すことが多いです。
ただ基本的にはどちらも似たような動きをするため、そこまで気にする必要はないと思いますが常に見ておく指標は統一するようにしてください。
以前、私は値が1~2ずれていることが多いのでVIX指数とVIX先物を別のアプリ・サイトで勘違いして短時間で上がっている・下がっていると勘違いしてしまったことがありました。
VIX指数(CBOEボラティリティ指数)
一般的なVIXはこちらを指すことが多いです。
S&P500のオプション取引価格が原資産です。
VIX先物指数
S&P500の先物指数が原資産です。
1552のETFについてはVIX短期先物指数に比例します。(30日間のS&P500のボラティリティに連動)
コロナショック(2020/3)のときは大きく下げたため利益が出ました。
日経ダブルインバースという日経の下げの2倍に連動するETFも買っていましたがVIXのETFの方がコロナ過当時のパフォーマンスは高かったです。
現在は償還してしまい上場廃止となってしまいましたが、日経VIというETFも当時あり下落局面で多く来なパフォーマンスを上げていました。


VIXのCFD
証券会社で取引されるCFDがあります。レバレッジは数倍から数十倍などのFXなどと同じような証拠金取引となります。
レバレッジか効いているため、少ない証拠金で取引できる反面、大きく損失が出る可能性があるためハイリスクハイリターンです。
初心者の方にはあまりおすすめできませんが、米国のリアルタイムで取引できることからデイトレなどにも向いていると思います。
さらに、買いだけでなく売りでも取引できるため、VIXが急落する相場が安定し始めたタイミングでの利益というのも狙えます。
私はIG証券のその他口座のVIXのCFDで取引をしています。(IG証券では一時期取引停止となっていましたが要望が多かったようで23/2に復活していました。)
VIX戦略
SVBの破綻騒ぎから始まり、現在市場は混乱しています。この短期間にVIXは20~30のレンジで大きく変動して上げ下げを繰り返しています。
銀行破綻系のニュースが出るたびにVIXは上昇、救済案が出て下降という流れになっています。
この現在の市場の特徴を踏まえて今の期間限定でルール取引を開始しました。(IG証券のノックアウトオプションの特徴に合わせて、若干微調整をしています)
・VIX先物指数が26以上でVIXショートをイン、VIX1上がるごとに買い増し→VIX24で利確
VIX戦略結果
VIXは実際に22~28の値のレンジで動きおおむね上記戦略に沿って取引をした結果、利益を出すことができました。(元資金5万から始めて+15万程度)
引き続きVIXが大きく変動しやすい期間が続いていくと思うのでこの戦略を後1~2週間試してみたいと思います。






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